2009年1月21日

別に......

エリカ様ではありません。今朝のオバマ新大統領の演説のことです。

今朝のニュースではどこも一番で取り上げていて、あたしが起きる時間、朝テレビをつけている時間ですと、ちょうど連邦議会からホワイトハウスへのパレードが始まった頃でした。

その前の、連邦議会前での演説の模様が繰り返し流されていましたけど、取り立てて印象的な台詞も、徴収を感動させるような言葉も聞かれず、なんか平凡な印象を受けました。まさに「別に」です。


ただ、アメリカってやっぱり自分たちが世界一だと脳天気に思い込んでいるんだなあ、否、そう思い込みたい、信じたいんだなあ、ということが感じられる演説でもありました。だから、現今の世界情勢を思うにつけ、オバマの演説にも鼻白むものを感じてしまいます。

たぶんアメリカ国民がオバマに託しているのは、不況の脱出もそうですが、ブッシュのせいで地球上の国家の一つに過ぎなくなってしまったアメリカ合衆国を、もう一度世界のリーダーの座に付けてほしい、ってことではないでしょうか?(そういう意識が抜けないうちは、アメリカにもオバマにも中東問題などを解決することは不可能でしょう。)

そういえば、その前に就任式というか宣誓式というのか、とにかく牧師だったかに「...を誓います」と述べているくだりがありましたが、やはりアメリカ大統領ってキリシタンでないとだめなんですかね? 世間では初の黒人大統領なんて言ってますが、スポーツ界や芸能界を見ればアメリカのヒーロー、ヒロインのかなりが既に黒人で、人種の垣根はかなり低くなってきている気がします。

だから黒人大統領というのも時間の問題、という気がしていました。でも非キリシタン大統領の誕生っていうのは、まだまだ時間がかかりそうですね。

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