2009年1月 5日

死んじまったのか!

今日から仕事です。

取次は、どこも挨拶回りの出版社がウジャウジャといて、いつにもまして混雑しています。が、見本を出すカウンターはガラガラ。仕事始めの初日から見本を出す出版なんていないわけね。

とはいえ、あたしの勤務先は今日も見本が2点ありました(涙)。見本を出すカウンターはどこもきれいさっぱり片付いていて、番号札も置いてなければ椅子もない、という状態。

新年のご挨拶ではなくて見本を出しに来たんですが......

と、やや引きつり笑いで切り出すと、ああ、そうですか、そうですね、という反応。それもまた愉快な光景です。


で、そんなこんなで午前中は終わってしまい、午後もバタバタしていたんですが、適当に仕事を切り上げ書店回りです。注文を取るというよりは、新年のご挨拶ってのが主ですが、必ずしも今日が出勤日だとは限らないので逢えない人もチラホラ。

ま、仕方ないですね。

さて、そんな風に何軒か回っていた時に、たまたま話がそれに及んだので知ってしまったのですが......

吉祥寺にある某書店、バックルームの応接室に熱帯魚の水槽があり、そこにアロワナが悠々と泳いでいたんです。なんでそんなことを知っているかと言えば、二年ほど前(だったかな?)に、あたしの勤務先で何点も本を出している翻訳家の方と一緒にサイン本制作行脚をしたのですが、その時にその書店にも立ち寄り、どこでサイン書きしますか、という話になって通されたのが応接室、入るなり、デデーンと大きな水槽に悠々と泳ぐアロワナ君を目にしたのでした。

その後、その書店を訪れても話題にすることがなかったのが、たまたま今回話題が及んだところ昨夏、天に召されたそうです。

嗚呼、人生って(魚生か?)儚いものだ......合掌

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