2009年1月13日

2009年01月号

出版界はこの数年、右を見ても左を見ても景気のよい話は聞かれませんが、幸いにも小社では年末が近づいてから新刊が続けざまに書評に取り上げられ、重版になったものもありました。新年になってもこの調子を維持していければと思います。

実際の売り上げも好調なのですが、それ以上に書店からの予約注文で感触がよいのは最近のUブックスです。このところ哲学・思想分野のUブックスが続いていますが、これらが軒並み手堅い動きを見せています。

Uブックスと言えば、シェイクスピア全集や海外小説の手頃なシリーズとして知られていますが、今回の人文路線も読者の皆様の支持を得ることができたようです。ただ、実際に書店に足を運んでみますと、これらはいつものUブックスコーナーではなく、人文書の棚に置かれているかもしれませんので、そちらにも是非お立ち寄りください。

読んだ感想を書く