2008年12月31日

今年を振り返って...

大晦日も、はや夕刻。首が痛いのは相変わらず、です。

さて、もう今年は何事も起こらないでしょうから、十大ニュースとはいいませんが、重大ニュースを数え上げてみます。公私取り混ぜで......


●妹の出産と結婚。

今年の一月に妹が女の子を産みました。現在ではもう歩き回って、いたずら好きで、やんちゃです。来月には早くも1歳です。出産の方が先になりましたが、夏には妹夫婦の入籍も済みまして、今は仲良く親子三人で暮らしています。

●草思社倒産

倒 産という表現が適切なのかどうか、法律的なことは知りませんが、世間的には倒産ですよね。今年は新年早々のこのニュースを皮切りに、いくつもの出版社が倒 産しました。書店の廃業、チェーン店だと支店の閉店などもかなりありましたね。まだまだ出版不況は続きそうです。続くってことは、体力のないところが、こ れからますます脱落していくってことですよね。

●ナイフ投げ師

新年早々に刊行した『ナイフ投げ師』がバカ売れしました。 もちろん大手の言う「バカ売れ」とは部数の桁がいくつも異なりますが、不調と言われる外国文学の中でドラマや映画などとのタイアップもない作品なのにこれ だけ売れたのはすごいことだと思います。これを皮切りに今年は柴田元幸年と言ってもいいくらいの活躍でしたね、柴田先生。

●中国語辞典電子化

あ たしが編集を担当した「中国語辞典」が電子化され、オムロンの「楽々中国語」という製品に搭載されました。やはり紙の辞典は、それ自身の役割が終わるのは まだまだ先の話だと思いますが、電子化もフォローしておかなければダメな時代になったとは断言できます。紙だけ一本槍の辞書は淘汰されていくのでしょう。

●ときわ聖蹟、旭屋銀座、弘栄堂吉祥寺

以 上、どれも今年の閉店書店です。他にもたくさんありますが、個人的にもショックなところ挙げてみました。本当の内情はわかりませんが、あたしの感触として 3店に共通するのは、端点としては決して売り上げも悪くないだろうに閉店するということです。今年多かったのはビルのオーナーが代わったり契約更新したり する時に家賃をかなり引き上げられ、とてもやっていけないからという閉店。なんか悔しいですね。

●四川大地震

四川省は行ったことがありません。でも、これだけの地震、中国好きとしてはやはり心配ですし、今回の天災から吹き出した数々の人災。端から見ていると実にまだるっこしいですが、こういう困難を一つ一つ乗り越えて名実ともに先進国の仲間入りを果たすのではないでしょうか。

●関西

地方の販促担当地域が変更になりました。営業部に移って以来の北海道・北東北に二年ほど前から南東北・茨城・栃木が加わっていたのですが、それらをすべて返上して京都・大阪、それにプラスして滋賀と奈良が新担当地域です。

●八王子の事件

通り魔事件の多かった今年。とうとう書店でも悲しい事件が起きてしまいましたね。啓文堂書店京王八王子店での事件です。これがふだん訪問していない書店であればもう少し客観的に見られるのでしょうが、時々は顔を出しているお店ですからね。

●エビアレ克服

甲殻類アレルギーではなく、エビアレルギーで悩まされていたこの数年。なんか検査をしてみたら治っていました。これで思う存分、またエビが食べられます。


●?

これは来年にも継続する、現在進行形のことで、どう転ぶかわからないので秘密にしておきます。ムフフ。来年の重大ニュースで結末を報告できれば......

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