2008年12月29日

正月休みと臨時営業

ほとんどの役所や企業は、あたしの勤務先もそうでしたが、先週の金曜日で仕事納めだったはずですよね。だから既に正月休みに入っているわけですが、今日のテレビのニュースで、ある区役所が首切りにあった非正規雇用労働者のために相談窓口を開いているとか。

本来なら休みに入っているのに、年越しどころではない人たちのために役所としても努力しているってことでしょう。どれだけ成果が上がっているのかわかりませんが、よい試みだと思います。

新聞では賞味期限切れ間近の弁当や総菜などを集めてホームレスの人などに分けるような試みも各地であるようで、もっと役所なども支援できないものかと思います。

それに比べると、国会議員はいい気なもんですね。さっさと国会を閉幕にし、この雇用不安に対してろくな対策も施さず、年明けの国会へ先送りとは......

本来なら、年末年始の休みも返上で対策に奔走しないといけないのではないでしょうか? だらだら会議をやればいいってものではありませんが、平気で国会を休会にして自分たちは正月休みに入れる精神状態って、国会議員としてどんなものでしょう?




テレビでは、他にも暮れを前にして首切りにあった母子家庭のお母さんなども紹介されていました。次の仕事も見つからず、子供抱えて途方に暮れている感じでした。両親とか親戚とか、助けてくれる人はいないのでしょうか?

死者に対してこういう言い方は失礼かもしれませんが、亡くなった飯島愛さん、都心のいい場所に家賃数十万のマンション暮らしだったんですよね。

いろいろと悩みはあったのかもしれませんが、所詮そういうマンションに住んでいる人の悩みって、年の瀬に首を切られ、社宅も追い出されたような人から見たら、どれほどのことだったんだろう、と思います。

金があればあったで悩み、無ければ無いでやはり悩み、有名であればこその悩みもあり、市井の人にもその人なりの悩みもあるんでしょうね。

いづれにせよ、どちらの悩みにも、政治家はあまりにも無頓着ではないでしょうか?

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