2008年11月17日

高井戸小学校


東京都杉並区に高井戸小学校という区立の小学校があります。杉並でも最初に開校した4つの小学校の一つで、昭和50年に創立百周年を迎えているほどの歴史です。

で、あたしの母校です。

あたしが学んでいた頃は、井の頭線の高井戸駅から校舎が見えていました。校舎は敷地の北側に南北に長く建っていて、南側に校庭があり、一番南、つまり高井戸駅側に古い木造の校舎がまだ残っていました。

まさしく、お化けが出そうな木造校舎は図工室や理科実験室などとがあり、高学年になると週に何回かは利用していましたし、掃除当番で木造校舎の担当に当たったこともありました。

あたしが卒業する頃には、この木造校舎は取り壊され(正確に、卒業前だったか後だったかは覚えていません)、校庭の東端、環状八号線沿いに新校舎建てられました。



あたしは、書店回りで時折、高井戸にある書原にも顔を出すので、当然、高井戸駅のホームから高井戸小学校をどうしても見てしまいます。懐かしいです。(そう、昔も今も、井の頭線の高井戸駅は高架で、なかなか見晴らしのよい駅でした。)

それが何としたことか、つい最近行ってみますと、かつて木造校舎が建っていた場所に、新しい校舎が建っているではないですか! それも、かなり大きな建物です。



これでは、あたしが学んでいた校舎が全く見えません。駅のホームから学舎を眺め、6年生の時はあの教室、5年生の時はあの教室だったと、懐かしんでいたのですが、もうそれもできなくなりました(涙)。


考えてみますと、井の頭線は上述のように書店回りで時折今でも利用しますが、小学校の入学の時から大学4年まで、あたしはこの高井戸に住んでいたわけです。駅から歩いて10分程度の場所にあった団地です。その団地も今では建て替えられ、高層マンションになっています。

そういう想い出と共に、井の頭線に乗ると、どうしても高校時代に大好きだったこのことが想い出されます。彼女は高井戸の隣の浜田山(←ハチミツとクローバの舞台?)が最寄り駅でした。

もう今となっては彼女が浜田山に住んでいる可能性はほとんどありませんが、やはり浜田山を通ると彼女が乗ってくるのではないかという思いにとらわれてしまう女々しいあたしです。

いまさら逢ったからといって、どうなるってわけでもありませんけど。

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