2008年11月14日

クリスマス・イルミネーション

このところニュースなどでもあちらこちらのクリスマス・イルミネーション点灯の便りが聞かれます。東京のお洒落スポットなどではタレントなどを呼んで、華々しく点灯式などが行なわれたりしていますが、ちょっと賑やかなところであれば、程度の差こそあれ、なんらかのイルミネーションはやっているのがこの十年くらいの流れですね。

書店回りをしていると、この時季は4時半くらいになるとかなり暗くなり冷え込んでもくるのですが、ちょうどイルミネーションがきれいに点灯する時間帯でもあります。



あたし自身はキリシタンではありませんので、クリスマスがどうの、という感慨は全くなく、イルミネーションを見ても「まあ、きれいだな。でも夜は暗さをこそ堪能するべきではないか」と思ってしまいます。

星と月以外には明かりのない田舎の道を歩くときの、自分の手や足も見えないくらいの漆黒の闇、子供心にはものごい怖さでしたけど、ああいう体験って大事だったのではないかと思います。

それでも町中のイルミネーションは通りすがりに目に入るだけだから別にいいのですが、よくわからないのはディズニーランドのパレード。アトラクションはそ こそこに、あれを見るためにディズニーランドへ行く人も多いじゃないですか。あのパレードの何が楽しいのか、あたしには全く理解不能です。

もう何年も前に、親戚の子どもが遊びに来てディズニーランドのパレードが見たいというので連れて行ったことがあります。まだ幼かったので、パレードの間 中、約1時間半ほどでしょうか。親戚の子どもを抱っこしながら眺めていましたが、どうしてあんなに目を輝かせていられるのか不思議でした。

思えばあたしは小さい頃からお祭りの嫌いな子どもでした。親戚のおばさんが、あたしを近所のお祭りに連れて行ってくれたことがあるそうなんですけど、あたしはすぐに「つまらないから帰ろうよ」と言い放ったそうです。かわいげのないガキだったかもしれませんが、いまだに変わりなく「三つ子の魂百まで」ってな感じです。





ちなみに、よく言われるのは、イルミネーションとかディズニーのパレードが楽しく感じないのは、一緒に見に行く恋人がいないからだ、とはよく言われることです。関係あるのでしょうか?


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