2008年11月13日

グランドスラムなるか?

先日刊行された『図書館 愛書家の楽園』が調子いいです。朝日を除く主要4紙、つまり読売、毎日、日経の書評で取り上げられ、ますます勢いづいています。

これで朝日にも出たらグランドスラム達成です。あたしの勤務先では数年前の『中村屋のボース』以来の快挙になります。

ひとまず、毎週水曜日に発表される朝日新聞の次回の書評告知では載っていませんでしたので16日は載りませんが、その次の23日はどうでしょう?

久々のグランドスラム達成を期待したいところです。

ところで、この本、アレクサンドリア図書館なども扱っているので、人文書コーナー、文化史などの棚で売れている店もあれば、本好き向けということで文芸の棚で売れている店もあります。どちらがよいかはそのお店次第だと思いますが、いろいろ各お店で工夫していただいて売れ行きにつながるのであれば、版元冥利に尽きます。

で、経験則なんですが、書店の方が「この棚でも売れるよ、あの棚でも売れるよ」といろいろやってくれる本というのはほぼ間違いなく売れますね。逆に、この本どこに置けばいいの? という感じで担当者同士で押しつけ合うような本って売れません(涙)。

やはり出版社としては、まずは「この棚で、こういう本と一緒に並べてください」と自信を持って言えることが肝要なのかな、と思います。

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