2008年11月10日

新聞休刊日

今朝は新聞休刊日です。

地方の末端新聞販売所などでは、いくつかの新聞の集配を一手に引き受けているところもあるみたいですから、新聞休刊日が各新聞社横並びで一斉に取るのも理解できなくはないです。

でも、プロ野球の日本シリーズが決着し、大相撲も初日を迎えた翌日の朝刊を休むことはないのではないでしょうか? 日本シリーズの場合は何戦戦うかわからないとはいえ、7戦までいけば昨日が最終戦ということは初めからわかっていたわけですし、もう少し日を選べなかったのかと思います。


そして新聞休刊日なると思うのは、朝のテレビ各局の情報番組というかニュース番組のことです。


結局、この手の番組って自分たちでどのくらい取材しているのでしょう? ほとんどの番組が新聞の紙面を拡大コピーしてボードに貼り、それをアナウンサーが紹介してコメンテーターが批評するというスタイルですが、これではテレビ局は何もやっていません、と自ら宣伝しているに等しいですよね。

テレビの取材力ってここまで落ちているのでしょうか? それともこういう日々のニュースは新聞社に任せて、自分たちはゴシップとか絵になるニュースだけを追っていればよいと考えているのでしょうか? 朝の番組を見ていると毎度そう思います。


絵になるニュースといえば、慶応大学の創立150年だかの式典が仰々しく行なわれているニュースを見ました。芸能人などでも慶応出身者は多いので、そういう人たちも参加して、大学のお祭りという感じではないですよね。

そもそも、初日だったかには天皇・皇后呂陛下まで参加していたじゃないですか! 確かに私学の草分けとしての慶応の150年は記念すべきことかもしれませんが、両陛下まで招待するというのはやりすぎのような......。というか、今後150周年になったら、他の大学でも両陛下は(と言うより宮内庁は?)出席を断われなくなってしまいますよね。どうするのでしょう?

それに、今回の場合、直前に慶応では学生の大麻事件があったわけじゃないですか。あんな事件を起こしたわけですから両陛下の参加は辞退するのが普通の感覚ってものではないでしょうか? 慶応もここまで凋落したのか、という思いです。


で、大学といえば、麻生総理が渋谷で学生と居酒屋懇親、なんてニュースも入ってきましたが、あの学生たち、みんな首から会員証みたいなものぶら下げていましたね。あれって居酒屋会場に入れるパスみたいなものなんでしょうね。なんか、最初からわかっていたとはいえ演出された飲み会って感じがありありとして嫌です。そもそも会費はどうなっていたのでしょう? 当然、政府あるいは自民党が学生の分まで出してあげたんでしょうね? それとも麻生のポケットマネーですか? あれだけ学生呼んで奢ってやるなんて、それこそ庶民感覚とは乖離しているというものでしょう。会費について是非聞いてみたいものです。それと、あんなに警備の人とかテレビカメラがいる前で飲んで美味しいのでしょうか?

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