2008年11月 7日

中央線のこと

今日のこのダイアリーは、東京在住の人、それも日ごろ中央線を利用している人ならわかってくれるのではないかと思って書きます。もちろん、そんな意見大反対、という方もいるのではないかと思うのですが......


中央線は照り柿色の電車です。JRは「中央線快速」と「中央線・総武線各駅停車」なんてわかりやすいようなわかりにくいような名称で呼んでいますが、一般の利用者は中央線と言えば照り柿色の電車(オレンジ色の電車?)のことで、黄色い電車は総武線です。

で、JRが頑なに上記のように呼ぶわけですから、お茶の水と中野の間は、確かに照れ柿の電車が快速運転、黄色の電車が各駅停車で走っています。

でも、私鉄とかで各停があり、快速があり、急行があり、特急がある、なんていうのとは異なります。そういう場合、主要駅では急行との待ち合わせ、なんてものが用意されていますが、中央線の場合、御茶ノ水駅でこそ、同じホームでの乗り換えが可能なんですが、それ以外の駅(快速が停まる四谷、新宿、中野)では照り柿の電車と黄色の電車はホームが全く別で、もちろんお互いに待ち合わせの便宜を図ろうなんていうダイヤにはなっていません。

なおかつ、忌々しいのは中野から三鷹までの間です。ここから照り柿の電車は快速などと言いつつ、各駅停車に様変わりします。黄色の電車も半分くらいは三鷹まで行きますから、中野・三鷹間はご丁寧にも別々のホームで同じように各駅停車運転する電車が並んで走っているのです。

照り柿の方には、途中を通過する特別快速とか、別料金の特急「あずさ」「かいじ」なども走りますが、ほとんどは黄色の電車と同じような運行です。さらに黄色い電車の軌道には、中野から乗り入れてくる地下鉄の東西線も各駅停車で運行していますから、この中野と三鷹の間は、なんともまあありがたくも三路線が各駅停車運転をしてくれているのです。



で、思うのです。

なぜ、例えば高円寺駅(別に阿佐ヶ谷でも荻窪でもいいのですが...)で降りたい人が新宿から照り柿の電車に乗ってくるのでしょう? 彼ら・彼女らは黄色の電車でいいじゃないですか。照り柿の電車は三鷹よりも西へ向かう人を優先してもいいんじゃないかと思うのです。

ここでJRへ提案。

照り柿の電車、つまり我々が一般に「中央線」と呼んでいる電車は、三鷹・新宿間を終日ノンストップにしたらいいんじゃないかということです。吉祥寺から大久保で乗降する方は黄色い電車、一般に「総武線」と呼んでいる電車を使えばいいと思うのです。

一般に朝のラッシュ時間帯でも、中央線の混み具合に対し、比較的総武線は空いています。中央線は吉祥寺・大久保間を停まらなくすることで、そこから中央線に乗ってきてた人は総武線を使うようになりますし、それらの駅で降りていた人も三鷹で総武線に乗り換えるようになります。そうすれば中央線の混雑はずいぶん緩和されると思うのです。

なにより、中央線は高尾や青梅などかなり遠くから乗ってくる人を運んでいます。それが、隣に総武線も走っているような都心に近い駅に来てまでチンタラと各駅に止まっているなんて、西の方から乗っている人にはストレス以外の何ものでもないと思うですが、如何でしょう?

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