辞書を引け?......それも、紙の
今朝の朝日新聞朝刊には立命館小学校の辞書に関する記事が載っていました。
これについては既に何年か前から、この学校の先生の指導で、小学校のうちから徹底的に辞書を引かせて(←もちろん紙の辞書です、電子の辞書ではありません!)、それによって勉強成績などに成果(効果?)が現われているというもので、それを主題とした本も出ていたはずです。
なので、小学生向けの辞書が、電子辞書全盛の現代において、売り上げを伸ばしているというのもうなずける話です。いいとなったら一斉にそちらへなびく、日本人の特製がよく現われているではないですか。
これについては既に何年か前から、この学校の先生の指導で、小学校のうちから徹底的に辞書を引かせて(←もちろん紙の辞書です、電子の辞書ではありません!)、それによって勉強成績などに成果(効果?)が現われているというもので、それを主題とした本も出ていたはずです。
なので、小学生向けの辞書が、電子辞書全盛の現代において、売り上げを伸ばしているというのもうなずける話です。いいとなったら一斉にそちらへなびく、日本人の特製がよく現われているではないですか。
むしろ気になったのは、記事の中で2000年と2007年を比べて、紙の辞書全体では売り上げがほぼ半減しているというところ。
減っているのは実感としてわかっていましたが、ここまでの数字を突きつけられるとは......
ただ、辞書の場合、あたしの勤務先で出しているのはもっぱら英語以外の諸外国語の辞書です。辞書の売り上げといっても国語辞典や古語辞典から百科事典、英語の辞書に子供受けの学習辞典など、それこそバラエティ豊かで、それらを一律「辞書」と呼んで、売り上げが半減というのは、ちょっと冒険すぎる気がしないでもないです。
まあ、今回の記事の場合、小学生には紙の辞書を使わせましょう、という、ある種の宣伝記事みたいですから、そういった分析はしていないのは当然ではありますが......
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