2008年11月23日

「しち」なのか、「なな」なのか?

先週の京都旅行、もとい、京都研修の件は既にこのダイアリーに書きましたが、その時気になったことを一つ......

 

木曜日の昼に京都駅集合の研修で、あたしは火曜日から大阪の書店回りをしていましたので、この集合時間は楽勝、むしろ時間を持て余し気味でした。そこで、京都の主要な書店には研修で訪問するので、京都大学生協に顔を出しておこうと思い、午前中に京大へ向かいました。

 

 

気になったことというのは京大生協ではありません。そこから集合場所の京都駅へは206系統のバスで一本です。あたしはこれで京都駅へ向かいました。京大からですと、祇園を通って清水寺の前(かなり前?)を通り、京都国立博物館から烏丸通りへ出て京都駅北口というルートのバスです。

 

今書いた京都国立博物館のあるあたりは東山七条で、ここから三十三間堂を通って七条通を西へ向かったのですが、当然のことながらバス停の名前には「七条」とついたものが多くなります。

 

で、「七条」って「しちじょう」ですよね? 京阪電車だって、町中の表示のローマ字にしたって、すべて「しちじょう」となっています。

 

ところが、206系統のバスの車内アナウンスはすべて「ななじょう」だったんです。

 

「あれっ、市バスだと『なな』と呼んでいるのかしら?」と思いましたが、たまたま車窓から見えたバス停に書いてあるローマ字も「しちじょう」になっています。

 

うーん、つまり、こういうことではないでしょうか? 「しち」って「いち」と聞き分けにくいですよね。ちょっと耳が遠くなってきたお年寄りや外国からの観光客には、たぶん車内アナウンスの音声だとかなり聞き取りにくいのではないかと予想されます。ジモティなら「ここが一条のわけないだろう」となるのでしょうが、観光客が多い京都ですから、あえてわかりやすさを優先して「ななじょう」と呼んでいるのではないでしょうか?

 

別に京都市バスに確かめたわけではないですが......

 

読んだ感想を書く