2008年11月19日

読『加油』

朝日新書『加油......!』(重松清)を読み終わりましたが、重松氏は取材旅行も含め、北京では崇文門飯店を定宿にしていたそうです。朝日新聞社の北京五輪取材チームの本部がこのホテルにあったそうなので、当然と言えば当然ですね。

 

この崇文門飯店、通りを隔てた北側の向かいには新僑飯店があり、同じく通りを隔てた東側の向かいには北京ダックの名店・便宜坊があるロケーションです。

 

このうち、新僑飯店は、あたしが北京に行くときの定宿、と言っても近ツリのフローツアーですと、北京はこのホテルになることが多いんですよね。ホリデーカウンターもホテル内にありますし......。

 

なので、重松氏の本を読んでいると、懐かしさがこみ上げてきます。

 

 

25頁&33頁

マキシム・ド・パリは昔からありましたね。あたしが初めて訪中した88年の短期研修の時に既にありました。本当に、あのマキシム・ド・パリの支店なのでしょうか?

 

市場とデパートは本当に目の前です。あたしが泊まっていた新僑飯店から通りを渡る、否、いまは通りを突っ切るなんて出来なくて、地下鉄の駅とつながる地下道をくぐって崇文門飯店側に渡り、その崇文門飯店の南側が崇文門菜市場です。

 

中は、重松氏の描写の通りです。食べ物を売っている市場なので、たとえ日本ではペットとおぼしき動物でも、正真正銘の食材です。初めて入ったときはかなり驚きましたけどね。

 

この市場の更に南へ進むと巨大なビルが現われ、これが新世界商場で、地下がスーパー、一階から上がデパートです、一階にはマクドナルドとか外資系のファストフード店などが入っていて、座席がブランコになっている喫茶店は笑えます。デパートの一階は日本のデパートと同じで化粧品売り場です。一歩入ればまるで日本にいるみたいな売り場構成、明るさ、清潔感です。

 

地下のスーパーは布靴を買ったり、ミネラルウォーターやジュース、お菓子を買ったりと、北京にいるときはほぼ毎日通います。何回か特売のチラシをゲットしたのもこのスーパーです。

 

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