2008年10月20日

VRモード

妹にWOWOWでやっている映画の録画を頼まれました。

WOWOWの映画ですから、当然コピープロテクトがかかっていて、とりあえずDVDレコーダーのHDDに録画しましたが、それをDVDに焼く必要があります。

で、DVDにコピーはできないので移動(ムーブ)して妹に渡したのですが、「見られない」という連絡がありました。


わがやのDVDレコーダーは東芝製で、スカパー!の予約録画などには非常に嘲笑する機能がついています。なので、ふだんは何の不満もないのですが、こういった録画ダビングにおいて不満があります。

今回のようにコピープロテクトがかかっている放送は、先にも書きましたようにコピーはできません。(最近、ダイビング10などの企画が始まりましたが、わが家の製品は未対応です。それにWOWOWは当面ダビング10には対応しないはずです......)

なので、HDDに録画した番組はDVDに移動する(DVDにダビングしたらHDDから消去される)だけしかできません。また使用するDVDもCPRM対応、なおかつVRモードで初期化しないとダビング(ムーブ)ができません。

ここまでは理解できるのですが、むしろわかりにくいのはVRモードだとかDVD-Videoモードだとかいう、初期化の時のフォーマットです。

確かにデジタル製品なので、その後の編集とか、いろいろな機能があって、それに合わせてフォーマット形式(と呼んでいいのでしょうか?)が異なるメリットはわかるつもりです。でも、ビデオ世代には、そして恐らく世の大多数の人々にとっては、そんな七面倒くさい規格は不要です。

ビデオの時なら、ベータは早々に退散しましたから、事実上VHSのみ。S-VHSといった規格もありましたが、カセットのメタルとノーマルの違いみたいなもの、ふだん使うぶんには関係ない、肝心なのは標準で録るか、3倍で録るかといった、同じテープで撮れる長さの差だけでした。

それがDVDになった途端に、そもそものフォーマット形式が違いますし、録画レートを細かく設定できるとかって言いつつ、2時間の映画を1枚にピッタリに入れるにはどのレートにすればよいのかがわかりにくいです。

このレートなら、ディスク1枚で3時間入ります、このレートなら4時間入ります、という表示にしてもらえないものでしょうか。もっと言わせてもらうなら、レートなんて言い方をせず、何時間モードという呼び方の方が、機械オンチのおばちゃん、おじちゃんでも使いやすくなると思うのですけどね。もちろんVRモードとかVideoモードなんてのもなくすべきです。


で、一番問題なのが、現状、WOWOWの映画は以上のような条件でないとDVDに移せません。でも、それでは妹の家のDVDレコーダーでは見られません。妹の家がどんな機種を使っているのか知りませんが、あるサイトの情報ではVRモード対応のプレーヤー(レコーダー)なら見られるそうですが、最近の機種はどれもそうなっているのでしょうか?

読んだ感想を書く