2008年10月18日

差別?

NHKのドラマ「上海タイフーン」が終わりました。あたしは全然見ていなかったのですが、視聴率とか話題性とかはどうだったのでしょう? かなり上海ロケもあったのでしょうか?

NHKだから多少地味かもしれませんが、OLのドラマで上海が舞台なんて、ずいぶんと時代が変わったものだと思います。でも、上海が舞台のものって、どうしても「一度は夢破れて...」ってパターンが多いような気がしますけど......



ところで、コマーシャルで中山美穂がフランス語をしゃべっているのがありますよね。まあ、結婚してフランス在住なわけですから、あれくらいしゃべれないと日常生活にも困るでしょう?

中村なんとかっていう元女子アナ、雨宮塔子もそうか、それに岸恵子と、好みは別として、やはりパリだとオシャレな感じがありますよね。パリじゃなくても、エリカさまがよく行っているロンドンとか、LAやニューヨーク、どれも日本人の憧れって感じが漂います。

それに比べてアジアって、どうもそういう「憧れ感」に乏しい、と言うか、ほとんどないですよね。

でも最近、ようやく変わってきたかな、という感じがします。上海はかなりオシャレな街として認識され始めていますよね。1930年代の魔都と呼ばれたころは、それこそ世界一の輝き(妖しい輝き?)だったかもしれませんが、ようやく復権といった感じです。

いまでは香港よりもオシャレでエネルギッシュな街という感じがしますが、どうでしょう?

それに比べると北京はまだまだですね。オリンピックが開かれたとはいえ、「オシャレ」という感じにはほど遠い、いやそうでもないか、結構頑張っていますかね?(ちなみに、あたしは上海よりも北京が好きです。)


でも、このところの中国食品問題の影響で、この感じもどう変わるのでしょうか? 後退しないことを願いますが......

しかし、欧米だと憧れて、アジアだと下に見る、というこの日本人の視線は、そう簡単には改まりませんね。

例えば、通勤の電車の中で洋書を読んでいれば、「あっ、あの人、英語(フランス語)もできるのね」と周囲の人に見られるでしょうけど、中国の本を読んでいると「あっ、留学生だ」と思われるのが関の山です。

こればっかりは、見た目ですから、やむを得ませんね。

それにしても、ソウルや上海はまだマシです。それ以外のアジアとの都市の印象ってどうなのでしょうか?

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