久々の学会だわ
秋の気配(←オフコースの唄ではありません)を感じると、学会のシーズンです。あたしの勤務先ではフランス語、ドイツ語、中国語、朝鮮語、スペイン語、イタリア語などの学会に、編集部、営業部の人間が手分けして参加します。
参加すると言っても、発表をするわけでもなければ、発表を聞くわけでもありません。出版社が場所を借りて商品(←当然、書籍)を展示販売するのです。その売り子、と言ってしまえばわかりやすいでしょうか?
もちろん、著者、および将来の著者候補となる方々との交流、懇親も大事な仕事ですし、時間があれば興味ある研究発表を聞くこともあります。
参加すると言っても、発表をするわけでもなければ、発表を聞くわけでもありません。出版社が場所を借りて商品(←当然、書籍)を展示販売するのです。その売り子、と言ってしまえばわかりやすいでしょうか?
もちろん、著者、および将来の著者候補となる方々との交流、懇親も大事な仕事ですし、時間があれば興味ある研究発表を聞くこともあります。
さて、入社以来、あたしは語学書編集部に所属していたので、毎年の中国語学会には参加しておりました。ところが営業部に移り、二年目くらいから書店営業中心の業務となり、諸外国語の先生などへの営業回りといった活動からは離れてしまい、そのため学会にも出ることがなくなってしまったのです。
人を覚えることが苦手なあたしにとって、こういった場、特に初日の夕方に行なわれる懇親会は極めて苦痛でした。なかなか知らない人と打ち解けて話せないので、どうしても人の輪を広げていけません。
でも不思議なものですね。
そんなことを思いながら十年も先生回りをしていると、自然と先生方とも知り合い、仲良くなり、学会などの席上でも親しく話をさせていただける方が増えました。
数年前に上述のように学会に行くことがなくなったときも、参加した同僚から「あれ、来てないんですか?」と、あたしのことを訪ねてくれた先生が何人もいたと聞き、嬉しく感じました。
さてさて、この夏から、あたしの地方販促エリアが京都、大阪に変わりました。そして今年の中国語学会の会場は京都の京都外国語大学です。
というわけで、数年ぶりに学会に参加することになりました。その前後に書店営業を兼ねての学会参加ですが、ちょっとドキドキ、ワクワクです。
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