2008年10月 2日

単行本→文庫本→?

講談社から柴田錬三郎の『三国志 英雄ここにあり』が最近発売になりました。というか、たぶん最近発売になったのでしょう。書店回りの途次、最近目につくようになりましたから......

で、あれっ、と思いました。

この本ってさあ、確か以前は講談社文庫で出ていたよね、今回は挿絵とかが新たに加えられて単行本で登場なわけですか。ふーむ。

通常、単行本が数年(最近は1年?)すると文庫本になって、という流れなわけでして、だから「もう少し待てば文庫本になるよね」という買い控えがあるのも事実です。

この柴練三国志ももともとは単行本だったと思います、見たことないですけど。それがいつの頃からか文庫本になっていたんですよね。あたしが柴練三国志を知ったときには既に文庫本でした。

それが今回、文庫本から単行本に先祖返りするとは!

こういうのって、これまでにもあったのかもしれませんが、重版とかの問題、つまり採算性を考えると、出版社にとっては励みになりますね。

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