2008年9月11日

もう何年だ?

なんだかんだと言って、毎年のように書いているんですが、9月9日は父の命日です。もう何年になるのでしょう。確か、今年が十三回忌だったはずです。

本来なら命日前にはその法要をしなければならなかったのですが、いろいろあってまだやれていません。お彼岸までにはと思いつつも、お彼岸の頃はお寺さんも忙しいだろうから、お彼岸過ぎにでも、と考えております。

別に仰々しく親戚などを呼んでやるつもりはありません。家族だけで菩提寺へ行き、お坊さんにお経を上げてもらうだけの、ごくごくささやかなものです。

これまでは法事とかと言っても、母とあたしと妹だけでしたが、つい先日妹が結婚し、そしてそれ以前に子供もできていたので、今回は少し参加者が増えますかねえ。(あたしの側の参加者が増えるのはいつの日なのよ?)

世間では9月9日は重陽の節句、と言うのも今のご時世誰も言いませんね。むしろマスコミも「9.11」ばかりを大きく取り上げているような気がします。

でも日本人なら「9.11」よりは「9.18」ではないでしょうか?

えっ、何の日かって?

知らないんですか? 満洲事変ですよ、満洲事変!

なに? 満洲事変を知らない? Wikipediaでも調べてくださいませ。

「9.11」なんて、テロを肯定するつもりは毛頭ありませんが、イスラムの言い分もわからなくはないくらい、アメリカが自分勝手に振る舞ってきたツケが回ってきたのではないかと思いますが、新聞やテレビの扱いだけでなく、本もいろいろ出てますし、まだまだ現在進行形の国際問題なので(終息しないのはアメリカのせい?)、目が向くのはわかります。でも、やはり中国学を学んでいたものとしてはもっと満洲事変についても目を向けて欲しいと思います。

ちなみに中国では「九・一八事変」と言いますね。「満洲」という単語は、満洲族などの文化的事象を指す以外ではまず使いません。

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