2005年11月 8日

こんどのChineseWriterはスゴイ!

高電社の中国語総合ソフト「ChineseWriter」ですが、近々「V8」が出ます。

その機能が同社ウェブサイトで公表されていますが、

1)広東語に対応
2)中日大辞典(大修館)を収録
3)収録辞書は例文も検索可能
4)ピンインのサイズ変更可能

など、かなりの機能強化です。いやー、こうなるとオムロンの「楽々中国語」はどう出てきますでしょうか?

2005年11月 7日

06年中国語教科書新刊情報は......

毎年この時期になると、次年度の「各社中国語教科書新刊データベース」を作成しておりました。

別に誰かに頼まれてやっているわけではなく、毎年秋の中国語学会で集めた出版各社の中国語教科書カタログの記述を、そのまま転用してデータベース化しているだけの簡単なものです。

それでも全国各地の中国語の先生方からは便利に使っているというご意見などをポツポツといただき、個人的にはそのくらいのことで十分満足しておりました。

毎年毎年、各社いろいろ出しますが、カタログの記載方法が不一致で困ってます。もちろん各社それぞれに自社の教科書を売り込もうと、それなりに工夫 を凝らしたカタログになっているのでしょうけど、ある程度の書誌情報というか、基本的な項目だけは統一するなんてできないものですかね? 全く利用者(つ まり中国語教師、ほとんどが大学教員)のことなんか考慮してないって感じです(>_<)。

そんな不統一を自分なりにまとめて毎年作っていたんですが、今年は諸般の事情で、あたしは中国語学会に参加しませんでした。ですので肝心のカタログ 集めができませんでした。カタログがなければデータベースを作ることはできません。出版各社が自主的に送ってくれるなんてあり得ないでしょうし、そもそも 一部の出版社の人を除いて、あたしがこういうデータベースを作っているってことを知らない人がほとんどなのではないかと思います(あたしの勤務先でも知ら ない人、多数!)。

あたしの代わりに参加した同僚が、どの程度カタログを集めてくれているか......。それを借りて作ろうか、などとも思っていますが、期待薄なので、今年はデータベースの更新ができないかもしれません。あしからず、ご了承くださいませ。

2005年9月18日

高校の中国語

今朝(9/18)の朝日新聞朝刊に載っていた記事です。

高校で中国語を教えている学校が増えているそうです。この記事自体、と言いますか、記事の内容は既に数年前から言われていて、「朝日新聞さん、何を今さら...」という気がします。

ただ、記事を読む限り、昨今はきちんと単位認定される授業としての中国語が増えているのかな、という印象を受けました。

かつての<高校中国語>というと、クラブ活動のようなものも多く、とても「中国語に取り組んでいる高校です」などと胸を張って言えるような代物ではない学校も多かったのですが、このところ状況が変わってきているんでしょう。

英語以外の外国語の履修情況が記事の片隅に載っていましたが、既に中国語は二位のフランス語の倍近い数なんですね。むしろフランス語は三位の韓国・朝鮮語に猛追されているような......。

にもかかわらず、あたしの勤務先って、いまだにフランス語が勢力が強いと思っているんですよ。ここまで数が開いているなんて信じられない、信じたくないって思っている人が多いんじゃないかと思います。狂ってます。

それはまあよいとして、韓国・朝鮮語の呼称。大学の講座名もそうですが、やや迷走している館がありますね。本屋さんでも「朝鮮語」ってあると、北朝鮮の言葉だと思っている書店員さんも結構いますし......。

2005年8月27日

『現代漢語詞典』第5版

中国の中型国語辞典として最も定評のある『現代漢語詞典』の最新版が、発売されたようです。たぶん、中国国内では書店店頭で買えるのでしょうけど、日本国内の東方書店とか内山書店などでも、そろそろ並びだすのではないでしょうか。

それにしても、CD-ROMにはならないのですかね?