あらすじでわかる中国古典「超」入門
『あらすじでわかる中国古典「超」入門』読了。
本当に、大雑把に中国文学(古典)の世界を概観した本です。駆け足で、どころか猛ダッシュでと言った方がふさわしいくらいです。なので、かなり端折っている部分もあれば、取り上げているものに偏りがあるかもしれません。でも、大筋は掴めるでしょう。
この本の趣旨は主な作品のあらすじを紹介することにあるようで、でも、その作品が書かれた(成立した)時代背景などに、燃すウコしつっこんだ記述があればよかったと思うのですが、そうなると<超入門>ではすまないでしょうし、そもそもこの紙幅では不可能でしょう。
それは別の本に委ねるとして、むしろこの形で近現代についてもあると便利ではないかと思いました。
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