上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年10月31日

なぜ?

今日はちょっと政治のことについて書きます。(←、まー珍しい、このノンポリが!)

新聞やテレビのニュースを見ていて思いました。まずは内閣改造です。あたし自身は知り合いに政治家がいるとか、特定の政治家と仲がよいとか、そんな 関係はないので、誰が大臣になろうが辞めようがしりませんが、来年の9月で総理大臣を辞めると言っている小泉さんが、なんで今頃内閣改造を行なうのでしょ う?

来年、総理大臣が代わったら、その時点で当然また内閣の顔ぶれも代わるでしょう。留任する人もいるのかもしれませんが、それは過去の例から見て、あ まりあり得ないと思います。そうなると、今日の夕方に決まると言われる大臣たちは任期が一年もないわけですよね。その任期中に、いろいろとバリバリ仕事を こなす人というのもいるのかもしれませんが、たいしたこともできずに、ただ「大臣」という肩書きだけが欲しいために大臣になったという印象を受けます。 いったい何のため、誰のための内閣改造なんでしょう? あ、それは簡単、自民党内の調整のため、大臣になりたがっている人のため、ですよね。


それと沖縄の米軍基地問題。なんで日本って、自民党って、あんなにアメリカの言うことばかり聞くんでしょう。アジアの安全と平和、国際的なテロ対策のた め、って言ってますけど、その背後には「常にアメリカは正しい、アメリカのやることが正義だ」という身勝手な理屈があるように感じます。もう少しアメリカ 以外の物差しを持った方がよいと思うのですけど......。

2005年10月30日

ブックフェスティバル、無事終了

なんとか天気ももって、無事に神保町ブックフェスティバルは終了いたしました。まずまずの売り上げも上がり、ひとまずは安堵です。しかし「休みの日に面倒くさいよなー」という印象は否めません(爆)。もう来年からは参加するの止めましょうよ? > 誰!

ところで、あたしの勤務先は、すずらん通りの東京堂ふくろう店の前で模擬店を開いていたのですが、隣の隣の某社(略称はSSD)で働いていた中年のオヤジが、愚かにも時折たばこを吸っていて、風下に当たるあたしたちは、煙くて辛かったです。

だいたい千代田区はポイ捨て禁止条例の先進区であり、そんな条例があろうがなかろうが、あれだけ人が密集しているところで、回りの迷惑も考えずに平気でタバコを吸えるなんて、あの愚かそうなオヤジの頭ん中はいったいどうなっているのでしょう?

それに周りは人間を除けば本、つまり紙ばかりなんですよ。よくタバコなんて吸えますよね。吸い終わった吸い殻も地面に捨てて靴で踏み消していましたし、典型的な「タバコを吸うバカ野郎」を演じていたあのオヤジ、会社ではどんな立場にいるのでしょう?

神保町ブック・フェスティバル

今日は神保町ブック・フェスティバルの当番です。

昨年は土曜日が当番だったのですが、雨で中止(決行した模擬店もあったようですが...)でしたが、今年は日曜日です。なんとか開催できそうです。

神保町に会社を構えているお付き合いで、B本なんかの展示即売をやってますが、出版社みずからが、こんなことしなくてもいいんじゃないの(?)という気持ちがなくはないです(汗)。

既に絶版になっている本で、この一年、棚卸しの機会に見つかった(出てきた?)本などは、さすがに目利きの人がいるもので、すぐに売れてしまいます。たぶん古本屋関係者でしょうね、買っていくのは。

それと意外と一般の方に評判なのが「束見本」です。本を作る前に、大きさ・紙質などを確認するために、実際に使う紙やカバー用紙で本を作ってみたも のです。もちろん中身は印刷されていませんから白紙です。カバーや表紙も印刷されていないので白紙です。つまり見た目は、本の形をしたメモ帳なんです。こ れが飛ぶように売れます。どういう理由で買って行かれるのでしょう?

さあ、これから今日の準備をして、すずらん通りへ出発です。

2005年10月29日

四角号碼を知っていますか?

四角号碼ってご存じでしょうか?

そもそも読み方がわからない(?)ですか? 「し・かく・ごう・ま」と呼びます。漢字を検索する方法の一つです。

漢和辞典でわからない漢字を調べる時、普通は

1.音訓索引
2.部首索引
3.総画索引

を使う人がほとんどだと思います。音訓索引は一番引きやすいかもしれませんが、大きな漢和辞典で、たとえば「カン」なんて引くと、たくさんの漢字が 並んでいて、探している漢字を見落としてしまう可能性があります。それに、読み方を調べたいんだよ、という時には使えませんよね。

部首索引は、少し慣れた人なら一番使う方法だと思います。でも、「この漢字、部首は何?」っていう漢字も多いですし、部首がわかっても「じゃあ、部首を除いて何画?」ってことになります。部首索引は、部首ごとに画数順で配列していることが多いですから。

総画索引は、小学生など漢字を習いたての子供がよく使う方法だと思います。でも、ちょっと複雑な漢字になると何画だかわからない、というのは部首索引と同じです。8画、9画くらいの漢字は、それこそ数百とありますので。

と、どれも一長一短ですが、中国のように方言が強い国では、音訓索引のような発音を基礎にした索引は馴染みません。そこで漢字そのものの形から引けるように考案されたのが四角号碼です。

「四角」とは漢字の四隅のことです。「号碼」とはナンバーのこと。つまり「四角号碼」とは漢字の四隅の形に着目して、それに番号を付け、あらゆる漢字を四桁の数字に置き換えたものです。

四隅の形は、数字に置き換えるわけですから、0から9までの10パターンに分けます。この分け方については、最も正確かつ詳しく解説しているのは、 大修館書店から刊行されている『大漢和辞典(全13巻)』の索引巻です。もちろん『大漢和辞典』には上記三種類の索引と、この四角号碼索引があります。

あたしも大学時代は、この四角号碼を使って漢和辞典を引いていました。慣れると結構簡単ですし、引くのが速いです。それにちょっとカッコイイです。

でも、この漢字の四角号碼は(?)っていうのが簡単にわかれば(調べられれば)便利だなと思い、まずは常用漢字のみですが、「四角号碼検索」のコーナーを作ってみました。よろしかったら使ってみてください。携帯電話からも使えるようにしてあります。
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