上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年7月31日

松島や、嗚呼松島や、松島や!

松島へ行きました。遊覧船までには少し時間があるので、瑞巌寺を見学です。


これが山門にかかっていた額です。


苔むした素敵なお庭もあります。


山門の脇の方に、「鰻塚」なんて石碑がありました。


遊覧船です。と言っても、これに乗ったのではありません。別の船です。遊覧コースによって船が違うのです。コースも数種類合って値段や所要時間が異なります。

五大堂です。遊覧船はこのすぐ近くから出航です。


松島です。少々天気が曇り空だったのが残念ですが、なかなかよい景色です。外海に出ると、やや波が高くなり、船もかなり揺れました。ちょっと気分が悪くなりましたが、帰港する頃には回復しましたから、何はともあれです。

晩は、仙台駅の食堂街で牛タンを食べました。さすが本場、美味しかったです。

2005年7月30日

立石寺!

早朝、既に山寺に到着しそうな勢いです。一晩中、渋滞もない東北自動車道をすっ飛ばしてきました。途中、30分ほどの仮眠や、休憩を挟みましたが、思った以上に早く着いてしまいました。

山寺は、かれこれ二十年以上も前に一度来ていますが、その時は雪深い時期で、雪に埋もれたお寺という印象が強かったですが、今回はかなり暑い山登りになりました。


これは根本中堂です。


そのお堂の正面に、こんな面白い像が飾られています。参拝客が触るので、テカテカしてます。


これが山門で、ここから拝観料がかかる区域です。


途中にあった姥堂とかいう小さなお堂の中の仏像です。かなり怖い形相です。


仁王門です。なかなか堂々とした門です。


奥の院です。

2005年7月29日

夏の家族旅行

今日は、晩に白水会の総会で銀座でフランス料理です。

白水会というのは、あたしの勤務先の全社員(役員も含む)で構成される会で、何をするかというと、半年に一度くらいの割合で、社 員旅行とか観劇とか食事会といったイベントを企画するのです。つまり、会社の福利厚生を請け負うってことで、その委員は半年任期で社員の間で互選されま す。なので、半年に一度総会が開かれるわけですが、この総会もつまりはお食事会です。

ところが今回、あたしは晩に車を運転する予定があるので、酒は一切飲めませんでした。まあ、ワインだったので、それほど飲みたいという衝動もありませんでしたけど。

さてさて、晩の11時頃に帰宅し、風呂に入って汗を流し、12時頃に出発です。明日から仙台です。昔住んでいた団地の下の階に住んでいた家族が仙台にいて、いまだにつきあいがあるので、そこを訪問がてら、山寺と松島へ行く予定です。

2005年7月28日

土用って?

今日は「土用の丑」の日です。

小さい頃は、あたしも「土曜の牛」だと思っていました。でも牛肉のステーキではなく、鰻を食べる日だという自覚はあったので、「牛」がなんで鰻のこ となんだろう、と思っていました。何となくそんな風に考えた幼少の頃の「土用の丑」が、たまたま土曜日だったので、土曜日に鰻を食べるんだ、と思いこんで いました。当時は、土曜日って午前中で授業が終わりで、父親も帰宅が早く、明日は休みだから、なんかウキウキする日だったという記憶があります。だから、 そんな日に鰻はとてもふさわしいと思ったものでした。

土用を辞書などで調べると、「一年に四回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前各一八日間」なんて書いてありますが、なんで年に四回あるの? と思うことはありませんか? さて、ここからがあたしの専門、中国思想の出番です。

中国の古代には五行思想と言って、この世のあらゆるものを<木火土金水>の五つに分類する思想がありました。簡単に言えば、世界はこの五つの要素からできていると考えていたわけです。いろいろなものをこの五つに分類しました。

例えば方角。東は木、南は火、西は金、北は水、中央は土。色で言えば、木は青、火は赤、金は白、水は黒、土は黄です。

こういう風にして当てはめていった時、季節をどう当てはめるかで困りました。春は木、夏は火、秋は金、冬は水と決めたのですが、土が余ってしまいます。そこで古代中国人は考えました。各季節の変わり目はどちらの季節の勢力も中途半端な状態で、そこが土の出番であると。

なので、土が作用する時期ということで「土用」と呼ばれ、年に四回あるのです。
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