そんなに宣伝しないでよ
このところ朝日新聞に連日「書の至宝」展の広告というか記事が出ています。あたしも行きたいと思っているのですが、こんなに朝日が宣伝してちゃ会場は人が溢れて、ゆっくり見学どころではないのではないでしょうか?
今回の展覧会、確かにいいものが出ています。それだけで多くの見学者が訪れることでしょう。それなのに、朝日がこんな宣伝をしたんじゃ......。そ りゃ、主催者だから盛り上げようというのはわかりますけど、朝日がこういう風に宣伝した展覧会って、ゆっくり見学できた試しがありません。自分たちは文化 事業を行なっているつもりなんでしょうけど、結果的に何をしているんだかわからないことになってます。
一部の展覧会は、このように長蛇の列ができ、場合によっては入場制限まで行なわれますから、一見すると博物館・美術館って儲かっているように思えますよね。職員は展示してしまえば何もしなくていいなんて思われているんじゃないでしょうか? 浅はかな考えです(涙)。
そりゃ努力の余地、改善の余地はあるでしょうけど、一つの展覧会を開くのにどれだけの準備がいるのか、一般の人はほとんど想像しもしないのでしょう。国宝、重文なんて言ったら、扱いだって神経遣いますしね。
とにかく、自分勝手な言いぐさですけど、近いうちに見に行こうと思っているので(展示替えがあるので、後半にもう一回は行かないと......)、朝日新聞は即刻、宣伝記事を中止してもらいたいものです。
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