上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年11月16日

多神教と一神教

多神教と一神教―古代地中海世界の宗教ドラマ』読了。

古代地中海周辺世界の宗教の変遷をコンパクトにまとめた一書。ただ、こちらに古代ヨーロッパ史の知識が薄いため、消化不良なところがあります。

多神教から一神教への変化が歴史上の大事件であるというのは理解できますし、一神教になればなるほど排他的になるというのも理解しやすいです。

この歴史の流れを説明するのに、あたしのような素人には、もう少し庶民の生活、当時の社会の有り様ってものを詳しく描いてもらいたいと思いました。 エジプト人は毎年のナイルの氾濫の前になすすべもなく、そこには人の力ではどうにもならない大いなる力が働いていると考えていたとありましたが、そういっ た実際に生活している庶民の目線で、もう少し説明してもらえたら、わかりやすくなったのではないかと思います。

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