高校時代は輝いていたか?
昨日の晩もドラマ「1リットルの涙」を視ました。うーん、沢尻エリカちゃん、カワイイですね。でも時々ちょっと意地悪そうな顔つきが見えます。たぶ ん、学園もので主人公のヒロインをいじめる役なんてのも、上手に演じられそうなタイプだと思います。むしろ、そっちの方がハマリ役だったりして?
ところで、この手のドラマってのは、決まって「高校時代は人生で一番輝いている時!」なんて台詞が出てきますけど、耳にするたびに「そうかなー」と 思ってしまいます。確かに若かったから疲れも知らずに過ごしていたって面はありますけど、あたしの場合決して輝いてなんかいませんでした。
あたしは小学校の頃からずっといじめられっ子で、クラスメートとも打ち解けることができずにいました。もちろんこの数年来マスコミなどで言われるよ うな「イジメ」という陰湿さ・悲惨さは、幸いにもあたしの時代にはなかったですから、まだ救いはあったと思います。でも、それって今だから言えるもので あって、当時のあたしに救いがあったのかと言われると難しいです。クラスメートや知り合いはいますが、友人・友だちというのもいません。なので、小学校・ 中学・高校と、卒業すれば一切交流がなくなってしまいました。
大学にまで来ると、さすがに閉鎖的なクラスってものがないので、それに自分も含めみな「大人」なので、いわゆるイジメってものはなくなりましたが、やはり他人を信用できないという癖は残ったままです。
こういう人生経験をしてきた人間にとって、高校時代が輝いていたという感慨は全く感じられないのが現状で、別にそうでなくても、いろいろなプレッシャーに押しつぶされそうな高校生って多いと思いますから、みんなが輝いているわけではないはずなんですよね。
ただ、この手の台詞って大人が言うことが多いですよね。大人が一方的に高校生や高校時代に対してそういう幻想を抱いている、自分の高校時代が輝いていなかったからせめて子供にだけは輝いた高校生活を送って欲しいという願望の表われなんでしょうか?
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