上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年9月30日

キモ悪ー

あー、気持ち悪いよー。今日は会社休んじゃおうかな、そんな気分で一日が始まりました。

昨晩、先年会社を定年退職した人の誘いで飲み会があり、茅場町のとある飲み屋へ行きました。6時ころから飲み始めて、よくよく考えてみると3時間ほどで日本酒を1リットルくらい飲んじゃなったのよね。

これじゃボロボロに撃沈するわけよ。もうこれ以上飲んだらダメになると自覚できる、最低限の理性が残っているうちに店を出て帰路につきましたが、店を出てじきによろけて左足首を捻挫(涙)。痛い足を引きずりながら、東西線に乗り込みました。

この時間だと、もう三鷹直通電車はないので、とりあえずは中野まで行きました。途中寝てしまったのか、中野まではあっという間でした。中野で本来な ら中央線に乗るところ、総武線に武蔵小金井行きが来るという表示があったので、「小金井行きなら空いていて座れる」登坂出して総武線のホームへ。これで終 点小金井までもう一眠りできる、と思いつつ、ホームでも座り込んで寝るような起きてるような......。

案の定、総武線は捨ていて座席を確保。ところが二つめの阿佐ヶ谷に着く手前で吐き気に襲われました。うーん、なんで座れたのに、たった二駅で降りなきゃならないんだ、と思いつつ、とにもかくにもトイレに直行。大便室空いててよかった。

久々の胃液の味、香り。うー。思い出すだけでまた吐き気が......。なんで涙目になるんだろう。大便室から出て口をすすいで、もう総武線の小金井行きは しばらく来ないだろうと思い、素直に中央線へ。中央線は八王子行きが来ましたけど、荻窪で座れました。うん、ラッキー、あとは小金井で寝過ごさないように しないと。

一つ手前の東小金井で目が覚め、さあ、ここからはもう寝ないぞと心に決めて武蔵小金井まで。下車に次はバス。乗車時間は、もうじき11時なんて時間 なので、10分から15分程度なんですけど、気持ち悪くならないように、と願をかけ乗車。それほどの苦痛もなくバスもおり、千鳥足で帰宅。自分はまっすぐ 歩いているつもりでも、かなりフラフラしていたんでしょうね(笑)。

家に着くやいなや、服を脱ぎ、手だけ洗って、バタンキュー。撃沈。

今朝はいつも通り置きましたが、捻挫した足は痛むし、吐き気はするしで、会社休みたいなあと思いつつ、いつもより30分ほど遅れて家を出ました。中央線ってもうこんなに混んでいるのね。

ああ、気持ち悪いよー。でも、頭痛がそれほどしないから、まだましね。会社へ行く前に、途中コンビニでスポーツドリンクを買って、血中アルコール濃度を下げるために飲みました。

昼飯は、こういった状態を一掃すべく、カレーを食べに行き、なんとか午後になり、少し調子が回復してきたところです。

2005年9月29日

今日の配本(9/29)

●新約聖書入門

クセジュの新刊。「新約」よりは「旧約」の方が面白いのかもしれませんが、この数年、じわじわとキリスト教関連本が売れているらしいので、これもそれなりに売れるのでは?


●芸術の哲学

こちらはUブックスの新刊。少し前の『方法叙説』と同じく、<黒いUブックス>シリーズの第二弾です。『方法叙説』が、Uブックスということで「文 芸」の棚に並んでたりするのですが、それなりに売れているってことなので、こちらも如何でしょうか? もちろん、可能ならば哲学の棚とUブックスのコー ナーとに置いてもらえるとありがたいのですが。

2005年9月28日

黒い時計の旅

黒い時計の旅』読了。

ずいぶん時間がかかってしまい、やっと読み終えた、ってな感じ。しかし、あまり文芸作品を読まない身には「なんだか、よくわかんない」「話の筋すらつかめないよ」という悲鳴を上げながらの読書体験でした。

主人公(作中の「私」とか「彼」など)が突然変わっていたり、章が変わると全然違う話の筋が始まっているような......。文芸ファンなどは、こういう作 品を称して、複雑に練り上げられた作品世界、なんて言うのでしょうが、あたしにはとてもついていけないよー、と弱音を吐いてしまいそうになることが何度も ありました。

で、結局エリクソンは何を書きたかったのだろう、何が言いたかったのだろう、と考えてもわかりません。素直に読者が楽しんでくれればよかったのでしょうか?

ただ後半、というか最終盤、老境に入りつつある主人公が悪い足を引きずりつつ、老人(ヒトラーの成れの果て)を連れて放浪するところでは、別にあた しが足を引きずっているわけではありませんが、十年以上前に亡くなった父の晩年を思い出しました。自分では食事も排泄も風呂もできず、あたしや母がすべて 面倒見てやっていた最晩年の父を思い出しました。

今日の配本(9/28)

●移民たち(ゼーバルト・コレクション)


数年前(2年前かな?)に大ヒットした『アウステルリッツ』の作者は急逝してしまい、遺された作品の版権はすべて、あたしの勤務先が取得できたので、個人 全訳で出していく予定です。年一回の刊行になってしまうかしら......。でも、じっくりと味わう本なので、年に一回の刊行がちょうどよいのかも。


●金子兜太養生訓

米寿を迎えるという俳壇の重鎮・金子兜太氏の元気で長生きの秘訣集。著者はこれまた、あたしの勤務先から過去に『布の歳時記』『季語の記憶』でヒットを飛ばしている黒田杏子さん。ラジオなどの健康コーナーで取り上げられたら大ヒット間違いない一冊だと思うんですけど。


●これが言いたかった!中国語の生活会話

たいていの旅行会話書は、「ニイハオ」「シエシエ」とおきまりのフレーズしか載っていませんし、場面設定も一週間から二週間程度の旅行者です。で も、中国の場合、一ヶ月、三ヶ月、半年、一年以上という中長期の留学生も多く、企業の現地駐在員も相当数滞在しています。そんな人たちには一週間の旅行者 用の会話本なんて役に立ちません。そこで企画されたのが本書です(実は企画立案は編集部時代のあたし!)。「ニイハオの次の一言を!」というのが基本コン セプトでした。
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