上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年5月11日

オリンパスのバカヤロー!

3月12日付の<徒然日記>で、オリンパスのデジカメ用プリンタ「P-10」を購入したと書きましたが、このゴールデンウィークにデジカメの写真をプリントアウトしようとしたところ、ちょっと故障してしまいました。

この機械は、L判とハガキサイズの二種類の用紙が使えるのですが、用紙のサイズに合わせてインクリボンも取り替えないとならない面倒な機械です。 で、インクリボンと専用用紙がセットで売られています。それほど高いものではないので、それはよいのですが、たまたま自宅に余っていた他社メーカーのフォ ト用紙を使ったのがいけなかったのか、一、二枚は何事もなくプリントアウトできましたが、数名目で突然紙詰まりを起こしてしまいました。そこでインクリボ ンのカートリッジを取り出そうと思ったのですが、これがウンともスンとも言わず、取り出せません。なんとか力任せに引き抜いたら、インクリボンが切れてし まいました。

この機械のインクリボンは、薄いセロハンのようなもので、ちょうどラップのような感じになっています。それが切れてしまったのです。買って間もない インクリボンですから、まだ数十枚はプリントができたはずなんですが、これでは使いものになりません。そこで、サポートセンターへメールで連絡し、現状を 伝えました。(この時点では、特に他社製の用紙を使ったということは書きませんでしたが......汗)

二日後に戻ってきた回答は、一度修理をしてみないと原因がわからないので、近くのサービスセンターへ持参するか、サポートセンターへ送ってくれとの ことでした。同社のサイトで調べると、サービスセンターがあたしの勤務先のすぐ近所です。そこで翌日、持って行きました。とりあえず、引き渡して一週間か ら十日で修理も終わるというので預けて帰りました。そして翌日、確か土曜日でしたが、返事のファクスが届き、他社製の用紙を使って引き起こされた故障なの で保証期間中ですが有償になります、とありました。そして、その金額がなんと7000円。これに消費税です。プリンタ自体が2万も出せば買えるのに、なん で七千円もかかるんでしょう。

確かに専用の用紙を使わなかったのですが、そこらにある適当な紙ではなく、フォト用紙を使ってます。それくらいで故障しちゃうほどデリケートな機械 なの、と思いました。とりあえず、インクリボンが切れてしまったとはいえ取り出せたわけですから、新しいインクリボンを装着し、用紙も専用のを使えば何事 もなく使えるのではないかと思い、その旨を伝え、そうであるなら修理をせずに送り返してください、とファクスで返事をしました。

さて、こちらは「いえいえお客様、きちんと修理しないと、現状では新しいインクリボンを入れても使えません」と言われるかと思っていましたが、週が明けて「修理しなくてよいと連絡があったので、このまま着払いで送り返します」と電話がありました。

えっ、どうしてそういうことになっちゃうの? と思いつつ着払いで今日、プリンタが戻ってきました。新しく買っておいたインクリボンを入れ、今度は 専用用紙を使うときちんとプリントアウトできます。特に問題はありません。「おいおい、これで七千円も取ろうという魂胆だったの?」と徐々に腹立たしく なってきます。ちなみに一緒に送り返されてきた「切れてしまったインクリボン」をセロハンテープで補修してセットしてみましたが、こちらはいくらやっても だめです。もしかして本体ではなく、このインクリボンの不良だったのでしょうか?

さて、また今日からしばらく使ってみないと、本当に不具合がないのかわかりませんが、今のところ特に問題もないのに、修理費として七千円を請求し、 なおかつ商品を着払いで送ってくるなんて、オリンパスはとんでもない会社だと思わずにはいられません。いや、確かに専用用紙を使わなかったこちらも悪いん ですが、正しい用紙を入れれば(今のところは)ちゃんと動くのに......とやはり腑に落ちないものを感じます。

そう言えば、つい最近、オリンパスはデジカメ分野の不振が大きく報じられていました。不振だから顧客サービスが悪くなっているのか、顧客サービスが悪いから不振になったのか、どちらにせよ、なんとなく腑に落ちた気分です。

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