上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年5月31日

なんでまた延びるの?

6月下旬刊行予定の『五感で味わうフランス文学』(野崎歓著)が7月半ばに刊行がずれてしまいました。当初5月刊で、それが6月に延び、また延びるとは......。

この本、読者には「手頃なフランス文学入門書」としてガイドブック的に読めると思いますし、書店の文芸担当者にもフランス文学の棚造りに活かせるアンチョコ(虎の巻)としても使える本になると思うので、遅れてしまうのは残念です。

いくつかの書店さんでは、この本で紹介された作品・作者の本を集めたミニ・フェアの開催も話が進んでいるんですけどね。

2005年版、UB目録

2005年版の白水Uブックスの目録ができました。

今回から同判型の「文庫クセジュ」と一緒になりました。これまではクセジュだけ別でしたけど、今年からはクセジュとUBが一緒です。

その理由としては、もちろん判型が同じで、書店によっては並べて置いてくれているところが多い、というのがありますが、このところUブックスも海外 文学やエッセイだけでなく、人文・歴史系のものが増えてきて、いわゆる<総合新書>になってきているという現実を踏まえたものです。

今回の目録では、Uブックスは番号順ではなく、著者の国別で配列してあり、書店の担当者や読者の方に使いやすいものになったのではないかと自負しております。



2005年5月30日

今日はちょっと地味に......

金曜日は金魚のような出で立ちだったので、今日はちょっと地味に、こんな(↓)感じにしてみました。

jimi.jpg

ちょっと、おばちゃんテイストが入ってますかね? これで取次へ見本を持って行ったりしておりました。生地は薄手で、この時期にはピッタリだと思ってます。

今日の配本(5/30)

●完璧な家 パラーディオのヴィラをめぐる旅(ヴィトルト・リプチンスキ/渡辺真弓訳)

●NGOの人道支援活動(文庫クセジュ、ギヨーム・ダンドロー/西海真樹・中井愛子訳)

前者は建築の本。なんでうちから(?)という気もします。パラーディオって巨匠と呼ばれる有名人なんですね。知りませんでした。図版も多い立派な本ですが、4200円という価格から、好きな人は買うんでしょうけど、それ以外にどれほど伸びるか......。

後者は「NGOモノ」ですので、より広い読者をつかめると思います。この手の本って、日本でも何冊か出ていると思いますが、フランス人の見方はどうなのか、ということがわかるのが「クセジュ」の良さではないでしょうか?
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