上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年3月21日

夏の名残りの薔薇

恩田陸『夏の名残の薔薇』読了。

うーん、よくわからなかった。結局、事件は起きたの? 犯人は誰なの? 誰が死んで、誰が死んでないの? という感じです。個々人の見る現実と思い描いている夢(? 妄想?)とがゴチャゴチャになっているような作品でした。

なんとなく、この手のストーリーって二時間ドラマとか映画なんかで時々あるような気がします。<斬新なストーリー>とかって宣伝されたりしてね。でも、あたしはそういうの苦手で、きっちり犯人がいて、できれば探偵役の登場人物なんかがいる、わかりやすいのが好きです。

恩田陸さんの作品って初めてでしたので、他の作品はどうなのか......。この作品が例外なのか、こんな作品ばかりなのか、また次に読む作品まで判断は控えておきましょう。

コメントする