上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年3月29日

なんか慌ただしく......

今日は、何か忙しかったです。午後も書店回りに出られずじまいで...。

あたしの勤務先は、大学向け第二外国語の教科書販売が売り上げに大きな比率を占めているわけで、ですからこの時季が一番のかき入れ時になります。と いっても教科書の場合、大学の先生が来年度用のテキストを決めるのは昨年の11月とか12月であるので、もうこの時季になってジタバタしても遅いのです。 ただ大学生協からの注文は2月末くらいから入ってきて、その出荷も先週くらいまでで一段落といった感じでした。この先は、実際に授業が始まって、果たして 履修者の数が発注数とどの程度あっているかが問題です。少なければ余ったテキストを返品すればいいのですが、足りなかったりしたら、もう授業が始まるわけ ですから、大急ぎで追加の注文が飛び込んできます。「明後日までに届かないと授業に間に合わない!」といった電話がかかってくるのが4月になってからで す。

こちらも、ある程度は余って返品されてくるだろうという見込みと、追加を求める声とを判断し、更に重版するかを決めるわけですが、これが難しい問題 です。テキスト無しで学生に授業を受けてもらうのは気の毒ですし、かといって重版がまるまる余るのは困ります。あまり少ない数の重版は採算的に難しいです し......。

まあ、そういうジレンマを抱えながら春をやり過ごすのですが、こういった大学からの注文とは別に各地の語学学校なども、テキストの注文を寄こしてき ます。もちろん書店を通して注文してくるところも多いですが、中には直接注文してくるところもあります。こういう直取引が、今年は昨年に比べて極端に少な くなりました。あたしは社内でこういった直取引の窓口役なのですが、昨年はこの時季書店回りに出る時間がとれないくらい注文がありましたが、今年はそんな こともなく日々外回りに出られるので、実感として注文が減ったというのがわかります。その理由はわかりませんので、今後少し考えてみないとなりませんが、 そういう風に高を括っていたら、今日は直取引の注文がかなり立て続けに来て、そのため外回りに出る時間を逸してしまいました。嬉しい悲鳴ではあります が......。

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