上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年2月16日

今日は会議ばかりで......

今日は会議が重なった日でした。

午前中に、企画の検討会があり、都合4点を検討しました。どれも個人的には異論のない(反対する理由のない)企画ばかりでしたので、定価と刷り部数 をどの程度にするかが肝心な点でした。が、これも、無難なところに落ち着きました。そもそも実際に本が刊行になるのはまだまだ先ですから、最終的な定価や 部数は刊行直前に改めて検討することになりますが。いづれにせよ、どの本も売れて欲しいものです。

午後からは「出版ダイジェスト」という隔月刊で出しているPR新聞の原稿検討会でした。新刊・近刊の紹介文を読むわけですが、ほとんど内容紹介に なっていないものもあれば、目次をなぞっただけのように工夫のないもの、玉石混淆です。こういった文章も意外と難しいもので、限られた字数できれいにまと めるというのは、一種の才能ですね。

ところで、あたしは毎号「営業部だより」を書いているんですけど、ちょっとした社内事情により、今回の原稿が掲載できなくなってしまいました。その ため、急遽新しく書き換えなければならなくなりました。意外とよい出来だったので、さて、改めて何を書こうか思案してます(まだ、書き上げていません... 涙)。原稿の検討会をやったくらいですから、本来の締め切りはとうに過ぎているので、書き直しも今日明日中に仕上げないとなりませんから、大変です。

そんなこんなで、今日は外回り(書店回り)に出る時間もとれず、5時過ぎには春闘に向けての組合の会議です。なにせ今期、あたし組合の委員長の順番が回ってきているので、こちらも大変です。

それにしても出版界、相変わらず不景気ですね。それに、こういう時期になると、各種会議で役員が牽制球のようにマイナス面を強調した発言を繰り返し ます。大幅な賃上げや夏期賞与は無理だぞ、というシグナルなんでしょうけど、不景気にしたのはあなた方の経営手腕が未熟なせいでしょう、という組合の基本 スタンスもありますし、こういう発言は歳時記のようなものと聞き流してます。

一部にとんでもなく好調な会社もあるようですが、全体として世間も不景気なので、今の役員は楽なもんです。売上が上がらないのを景気のせいに出来ま すから(爆)。文芸書の売り上げが伸びている、とかって聞きますけど、少数の書籍に集中しているような気もしますし、うちなんかでも多少売れる本が出て も、それ以外の売れない本の穴埋めで精一杯という感じです。

数万円もするブランドのバッグを平気で買うような女の子たちが、そのお金の少しでも本に回してくれたら、と思いますが......。

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