上のトップ画像は北京五輪2年前ほどの北京・東単交差点だったと思います。バック画像は西安の兵馬俑博物館に展示されていた武俑です。

2005年1月18日

大学入試センター試験

今年も大学入試センター試験が終わりました。あたしが受験生の頃は「共通一次」と呼ばれていて、5教科各2科目ずつで、1000点満点でした。次の年は社会と理科が1科目選択に変わったので、800点満点となりましたので、浪人したら却って楽になってたのかしら?

でも当時の共通一次は、私立しか受けない人には関係ない時代だったわけで、現在のように、国公立も私立も軒並みセンター試験がまずあって、というの は想像できないです。それでも、あたしが受けた頃から受験制度が猫の目のように代わって、受験生は単なる実験材料にすぎない時代に突入したわけですね。 いったい誰のための受験改革なんだか...。東大に入ろうが、三流・四流・五流大学に入ろうが、卒業の時は誰もが同じくらいの頭脳になって卒業していくって、 世界的に見てもすごいことではないでしょうか? そういう意味で「東大はスゴイ! あれだけ偏差値の高い学生を、四年間かけてごく平凡な学生に代えてしま うのだから(爆)」

それはそうと、国語の問題に教科書と同じ文章が載っていたというのが話題になっていますが、比較的のんびりした受験生生活を送っていたあたしにすれ ば、それって大人やマスコミが騒ぐほど大きな問題には感じられません。そもそもガリガリになって受験勉強しているような連中は、学校の勉強なんて眼中にな いので、教科書に出ていた文章を隅から隅まで覚えているわけがないです。学校の授業をまじめに受けていた学生にしても、教科書には他にもいろんな文章が 載っているので、出題された文章だけを頭に詰め込んでいたなんてありえないです。

確かにこういう問題に神経質になる受験生もいるでしょうし、その教科書の文章をたまたまよく覚えていて、配られたセンター試験問題を見て思わず 「ラッキー」と心の中で叫んだ学生もいたでしょう。でも、ほとんど体制に影響しないと思います。まあ、出題したどこぞの大学の先生が多少は譴責されるので しょうけど。

むしろ今朝のニュースでやっていた、英語と国語の問題漏洩疑惑の方が今の時代らしいですね。でも2ちゃんねるの掲示板に書き込まれた内容(テレビで 報道していた範囲ですが)では、これもほとんど受験結果に影響が出るとは思いません。もちろん、もっと前により正確な情報が漏洩していたら大問題ですけ ど。

それにしても、大学入試センターの人も、2ちゃんねるをチェックしないとならないとは、時代が変わったものですね。そういえば、テレビの報道では 「インターネットの掲示板に...」という言い方が盛んにされていましたが、これってインターネットをやってる人にとっては「たぶん2ちゃんだろうけど、この 表現じゃわかんないよー」と思うでしょうし、インターネットをやってない人にとっては「インターネットにはいろんな情報が出ている掲示板があるんだ」とい う、訳のわからない情報を与えてしまいますね。掲示板の数なんて、サイトの数と同じくらい存在するのに。


JAVA Scritを使って中国語のセンター試験をWEB化しました。URLは

http://www.rockfield.net/chinese/words/kaoshi/kaoshi_2005/

です。中国語を勉強している方、ぜひ挑戦してみてください。

コメントする