2005年01月号
もはや専門家にも必備の書となった『ベルリン陥落1945』(小社刊)に続けとばかり、ドイツをネタに企画を考えてみました。
今年はちょうど戦後六十年ですから、第二次大戦やナチ関連が浮かびます。歴史を離れれば「美味しいビールとウィンナーの味わい方」なんてどうでしょう。ジャガイモも外せませんね。
胃ではなく頭脳に栄養を与えるのなら「カント、ヘーゲル、ニーチェ」など西洋哲学史を飾る人材が綺羅星です。あるいは、芸術方面に目を転じれば、ゲーテやハイネなど、こちらもまた多士済々です。
意外と世間に知られていないかもしれませんが、ドイツは環境先進国です。地球温暖化が叫ばれる昨今、企画の本命はこのあたりに落ち着くのかもしれません。
というわけで、今年は「日本におけるドイツ年」です。来年はW杯もありますから、韓流ならぬ「独流」が起こるかも。
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